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オオカミ君のホンネ
第22章 君の為なら
穣side
駄目だ…
どうしても、染詠のことになると頭に血が上って上手く自分がコントロールできない……。
ポタポタと頭と手首から流れ出る鮮血が衣服を赤く染めていく。
「痛………ッ…」
ちなみに亮先輩は染詠が幸也と別れたことを知って嫌がらせをすっぱりと止めた。
俺もこれをきっかけに染詠を諦めようとしてたのに…
染詠の家を飛び出して『あのとき』の公園に向かった。
『ねぇ、お前一人なの?……なら俺に付いてこい!』
『…本当に?…ありがとう!僕、君の為ならなんでもするよ!』
俺はまだあのときの約束…
忘れてないよ。
「……染詠…俺は君の為ならなんでもする。」
この言葉を口にするたびに
染詠が欲しくて堪らなくなる……
。
駄目だ…
どうしても、染詠のことになると頭に血が上って上手く自分がコントロールできない……。
ポタポタと頭と手首から流れ出る鮮血が衣服を赤く染めていく。
「痛………ッ…」
ちなみに亮先輩は染詠が幸也と別れたことを知って嫌がらせをすっぱりと止めた。
俺もこれをきっかけに染詠を諦めようとしてたのに…
染詠の家を飛び出して『あのとき』の公園に向かった。
『ねぇ、お前一人なの?……なら俺に付いてこい!』
『…本当に?…ありがとう!僕、君の為ならなんでもするよ!』
俺はまだあのときの約束…
忘れてないよ。
「……染詠…俺は君の為ならなんでもする。」
この言葉を口にするたびに
染詠が欲しくて堪らなくなる……
。