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オオカミ君のホンネ
第13章 愛しのキミ
染詠side

ありえない…
教師であんな奴いんのかよ?
「…いいや。帰ろっと。」
亮「オーイ!染~詠♪」
なんなんだよ……うぜえ
染「なんですか?今帰ろうとしてたんですけど?」
亮「うざいとか思わないの!部活行こうよ~」
染「…はあ……いやでもあの」
亮「行くよね~(笑)」
染「行かせていただきます。」
目が笑ってない…(泣)
…………………………
俺は今、サッカーをやる為に
ユニフォームに着替えていた。
周りにも男男男だらけ。男子校だし。
汗をかいた日にゃ地獄を見る。
ここは結構部員の出入りも多いため皆早めに下から着替えるヤツも多い。
(汗をかくのでパンツごと
今周りを見ると20~25人ぐらい居る。
半数が下を着替えている。俺もね。と

ガチャ

そこに入ってきたのは女子だった。
………ここは男子校。
なんで女子が居る?
とまあ俺はこんな事考えてたけど周りは女子だと下半身の事も忘れてはしゃいでる。俺はそそくさと履こうとするとその女子はズケズケと上がってきて俺の前で止まったかと思えば
ズルンッ
…?
ギリギリパンツは免れたが…
なにをした?この糞女。
俺は女が一番嫌いだ。
ましては初対面でパンツ脱がそうとする女だ。
「…ッざけんな!糞尼!!俺ぁ女が大嫌いなんだよ!!寄るな触るな糞女!」
と口走っていた。
コレには皆驚きの表情を
隠せないらしい。
女は泣きそうになっている。
俺はユニフォームを着て急いで更衣室から出た。
大嫌いな女に泣かれても俺はなにも思わない。むしろ、ざまあみろと思ってしまう。
そんな事考えながらシューズのヒモを結んでいるとあの糞女が更衣室から出てきた。
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