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オオカミ君のホンネ
第15章 可愛くないヤツ
幸也side

「いいよ別に。俺、幸也のこと好きだし、抵抗もないよ。」

ズキューンッ

上目遣い…心にきました。あかん、理性が崩壊する……保てないよ…

幸「ゴホン………染詠、そんなこといったらほんまに襲うで?」

俺の息子が反応しつつある…

染「クスッ…いいよって言ってるでしょ?
そんなに俺のコト嫌い?」

幸「……あのな、パジャマ姿で顔がほんのり赤い上に、上目遣いしてきたら優しくできる自信があらへんねん。今な、やっとこさ理性保っとんねん。」
するとクスクスと笑い始めた。
染「……壊すぐらいがちょうどいいの。ね、俺のコト好き?」

鼻血出そうや。
出血多量で死なへんかな…

染「…俺のコト好きかって
聞いてんだろッ」

頬を膨らます仕草が堪らない。

幸「大好きやで!
大大大大好きやで(笑)」

染「…じゃあさ、ヤろうよ?ふざけじゃなくてね、幸がホントに俺のコト好きか不安なんだ。だから……壊しても良いから。」

…死んでも良いわ、今なら

幸「……明日立てなくても知らんぞ。」

染「うん。」
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