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第3章 退学

生徒指導室に呼ばれた夢…

津久井の後任のこの男は、口が悪く声がデカい

「お前制服は?」

「ねぇよ」

「それなら作りなさい。」

「金ねぇよ」


「両親と相談しなさい」

「いねぇよ」


「相川!ふざけるな!」

「うるせえな」

「君、うるさいとはなんだ!!」

「声でけぇんだよ!!」

「それにタバコ出しなさい!!高校生だろ、」

「ねぇよ」

「いいから出しなさい」

「あぁ、かったり、んぢゃな!!」

出て行こうとする夢の肩に手を置かれ、反射的に突き飛ばし床に倒れた

「何をするんだ!!」

「勝手に転んだのお前だろ!!」

「まだ話し終わってない!!戻りなさい!!」

「うるせえな!!」

「相川!!戻りなさい!!」

夢は学校を早退した


仲間を呼び出した

「早く大人になりてぇ」

「どうしたんだよ夢…」

「一人で生きてみたい」

「だめだよ、俺らと離れたりしたら」

「ばぁか…お前らは特別だ。」

「ん。俺たちもそう思ってる」


友情は尊いものだと……

夢は思った…
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