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夢
第3章 退学
また指導室に呼び出された…
「なぁ、相川…何が気に入らなくてそんな態度なんだ!!」
イライラの夢だった
「相川!!どうだ部活動でも初めてみないか?」
「………話しそれだけか…帰る」
「まて!!相川!!せめて…制服だけでも着てこい!!」
「………」
「俺から、ご両親に電話してやるから」
「は?」
「待ってろ。」
携帯を出し、名簿を見ながら電話しだした
「やめろ!!」
携帯を取り上げ、胸ぐらを掴み押した
「相川!!やめなさい!!」
「てめぇ…余計なことすんなよ!!」
「相川…」
「制服は着ない、タバコも止めない!!以上!!」
扉を開けようとする夢
「待て!!」
今度は、教師が夢の胸ぐらを掴んだ
「殴れよ!!」
すぐに離す教師
「ふんっ…殴る気もねぇのに…熱くなんなよ。」
「相川!!」
「教師なんか、所詮何もできねーんだからよ…保護者の機嫌とり生徒の機嫌とりだろ…ふんっ」
「相川!!貴様っ!!」
「お!やる気になった?やろうぜ!!」
教師が相川の胸ぐらを掴んだ
「ほらやれよ!!殴れよ!!」
バシッ…
夢の顔に平手が飛んできた…
「いてっ…」
「すまん…」
「次…俺の番だよな!!」
バシッ…ボコっ…ボコっ…
「倍返し…(笑)」
「うっ……」
うずくまる教師…
指導室を出る夢
入れ替わりに何人かの生徒が入って行った
「先生!!大丈夫ですか?」
夢は屋上に来ていた
「よ!!」
「ちゃんと撮れたか?」
「あぁ…ほら!!」
指導室の一部始終が納められていた。
「ふふっ」