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第8章 ミナミとナオト

「つまんねぇの」

タクがタバコを吸う

「夢に、次こんな真似したら…許さない!!」

夢を抱っこする


「ナオト…お前がついていながら…見損なった…」


「ミナミ!!」


部屋を出て行くミナミと夢



「降ろせよミナミ」


「やぁだ。お姫様抱っこって奴な」


「恥ずい…」


車に乗り込む


「うち来るか?」

「帰る…よ」

「今、一人にできねーな」

「ミナミ」


夢のマンションに入る二人


「大丈夫か?」


「何か気持ち悪い…」

「一緒風呂入ろ」



風呂に入るとミナミが夢を抱きしめた


「ミナミ…」


「よしよし…」

頭を撫でるミナミ


「ミナミ…」


ミナミは…優しくキスをした

「俺さ…男とキス始めてした…」

「え!?そうなの!?」

「当たり前だろ…しかもくわえたのも初めてだ」

「知らなかった」


「言ったろ…離婚したって…」

「うん」

「それから、やってねぇ…」

「ふぅん」


「夢の体………綺麗だし…あったけぇな」

抱きしめるミナミ…


「ミナミ………」


ちゅ…


キスを、何度もした……


ミナミが…夢を安心させてくれた…



「大丈夫か?」


「あぁ…」


「じゃな…帰る」


「うん…ミナミ…ありがと」

「あぁ」


…ガチャン

ドアが閉まる…


ちょっと寂しくなる夢


ドアの前に立ちすくむ…

ガチャン

「え!?」


ドアが開きミナミが入ってきて夢を抱きしめる…


「夢!!夢!!」

「ミナミ……ミナミ!!」


強く抱きしめ合う


そして……
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