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夢
第9章 ミナミ…と
「おはよう」
ミナミと夢が店に現れる
タクが真っ先にミナミに近づく
「ミナミ…夢とやったのか?」
「だったら?」
「やっぱり……したのか…夢の中…良かったろ?」
ボコっ
「痛っ…!!何すんだよ」
「口の聞き方気をつけろ!!」
みんなが集まってきた
「みんなに話しておく…夢に酒を飲ませて、犯そうとした奴らがいる…次そんな行為をした奴は、すぐ辞めてもらう!!」
「ミナミ…」
「しばらく夢の送り迎えを俺がする!!いいな!!」
…ミナミ?
ナオトがミナミを凝視する
ミナミと目が合った……が…そらされてしまう
ミナミ……嘘だろ……
「ナオトく~ん……今日は寝かせないよ!!」
タクがナオトを控え室に連れ込む
「タク…ミナミ…夢抱いたのか …?」
「あぁ……」
「そんな……」
「ナオト…諦めろ」
ナオトのシャツをめくり、乳首を舐める
ちゅ…ちゅく
「俺…帰る…店…やめる」
控え室から走り去る
店内を走り出て行くナオト
「ナオト!!どうした?」
タクが控え室から戻る
「タク!!ナオトどうした?」
リンが聞いた
「ナオト、店辞めるってさ……失恋しちまったみたいだぜ!!誰かさんに!!」
ミナミを睨みつけるタク
「…ナオト」
ミナミが目を閉じ肩を落とした
3ヶ月前
ナオトから告白されていた…
「ミナミが好き……」
ミナミは…
「ごめんな……俺…男を恋愛対象に考えられない……男は…抱けない…」
と……ナオトに言った
「待つ…から…ミナミ…万が一…ミナミが……俺を必要としてくれる時が…きたら…」
「……あぁ…ナオト、ありがとな…」
ミナミは…自分を許せなかった。