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夢
第16章 恋
それから何度かはるかを抱こうとしたが…まったく起たなかった
流石にはるかも、ショックらしく、泣いてしまう
「私に魅力がないんだよ…ね」
「違う………んだ、俺が悪いんだ…俺………ずっと………してなかったし…………その…男とやってた……」
「え!?」
「そのせいだと思う…」
「夢………ホモ…だったの…」
「男と付き合ってた」
「…そ…なんだ、」
「ごめんな…」
「………やっぱり…男の人じゃないとダメなのかな……」
「わからない…ずっと………してなかったし…」
「そう……」
「ごめんな…はるか、」
「平気…夢は、きっとその人のこと、まだ好きなんだね。」
「わからない…」
「そっか。」
「……ごめん」
「私、帰るね」
服を着て部屋を出るはるか
一人残された夢…
「クソッ!!」
「なんでミナミの顔がよぎるんだよ!!…クソッ!!」
ベッドにうずくまって泣いた