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夢
第19章 命
「亮…大丈夫だ、絶対俺が助けてやる」
「夢…夢俺…死にたくねぇよ。」
「お前が死んだら俺も生きていけねーよ」
病室のベッドで抱き合う2人
そして…
手術の日が来た
「亮…頑張ってな、俺も一緒に入るから安心しろ」
「あぁ…」
手術が始まった
「相川先生…リンパ節の転移はないですが…………胃…半分ダメですね…」
「わかった、摘出手術に切り替えてくれ…」
そして二時間後手術は終わった
術後病棟に運ばれる亮
夢がずっとついていた
周りの看護士らが不思議そうに見ていた
何時間後かに目を冷ます亮
「…夢」
「亮!!どうだ?痛くねぇか?」
「少し…痛い」
「手術成功したからな…お前は死なない、死なせない」
「夢…キス」
亮にキスをする夢
「亮…好きだ」
「夢…眠い…」
「寝ろよ、そばにいる」
「個室の手配頼む、」
「はい」
個室に移され経過をみることになった