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王子と専属メイドの戯れ
第3章 昼休み
「光騎さまっ」


ちょうど準備が終わった時、光騎さまがいらっしゃいました。



「里音、お待たせ」


「お待ちしてました!どうぞおかけください」



光騎さまを座らせて、テーブルに昼食をそれぞれ並べます。




「じゃ、食べよっか」


「はいっ。いただきます」





優雅に昼食を召し上がる光騎さま。


本当に幸せですっ!


「里音、新しいクラスはどう?」


「あっ、実は3人しか揃わなくて、まだよくわからないんです」



「へぇー初日に3人も欠席かぁ。知ってる人はいたの?」


「いいえ。はじめましての方々ばかりです。あっ、でも…」



「ん?」


歯切れの悪いわたしに、光騎さまは後を促しました。



「西園寺財閥の方と同じクラスでした」



わたしがそう言うと光騎さまは少しだけ食べる手を止めました。


よくわからないけれど、やっぱり財閥同士でなにかあるのかな…。
メイドの身のわたしには知る必要のないことだけど。



「へぇー。西園寺とね」


光騎さまはつぶやくようにそう言いました。



なんだか、空気が重くなったような…。



「あ、あの…光騎さまは新しいクラスどうですか?」


なんとか雰囲気を変えたくて、わたしは早口に聞きました。


「あぁ…俺のクラスはそんな目立った人はいないな。普通ーのクラス」



光騎さまより目立つ方なんてそうそういませんよっ




そんな会話をしつつ、昼食を終え、わたしはアフタヌーンティーをつぐことにしました。


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