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王子と専属メイドの戯れ
第3章 昼休み

「今日はスコーンを用意しましたっ。ジャムは苺、林檎、マーマレードです」
わたしは光騎さまにジャムを選んでもらいます。
光騎さまはスコーンと紅茶が大好きなのです。
「そうだな…じゃ、苺」
「かしこまりました」
ジャムのビンを開けスプーンですくい付けようとすると、光騎さまはわたしの腕を掴んでそれを止めました。
「えっ?光騎さま?」
一瞬今朝のことを思い出しました。触れられてるのは腕なのに…意識してしまいます。
「今日は違う方法で食べたい」
光騎さまはそう言うと、机に向かい合わせにいたわたしの隣にやって来て座り直しました。
ち、近いですっ!!
正座するわたしを囲うように体育座りで対面します。
「あっ、うっ…み、みつ、きさま?!」
「っぷ。里音、真っ赤だよ」
だって光騎さまの笑顔が近すぎてっ
わたしは軽くパニックでした。
「スコーンは俺が食べるね」
そう言って、なにもつけていないスコーンを食べやすくちぎり、一口分口に含める光騎さま。
「……??ジャムはいらないですか?」
プレーンで食べたいってことかな。
不思議そうな顔をするわたしに光騎さまは口角をあげます。
そして妖艶な笑みでこう言いました。
「ジャムは、里音の口からちょうだい」
わたしは光騎さまにジャムを選んでもらいます。
光騎さまはスコーンと紅茶が大好きなのです。
「そうだな…じゃ、苺」
「かしこまりました」
ジャムのビンを開けスプーンですくい付けようとすると、光騎さまはわたしの腕を掴んでそれを止めました。
「えっ?光騎さま?」
一瞬今朝のことを思い出しました。触れられてるのは腕なのに…意識してしまいます。
「今日は違う方法で食べたい」
光騎さまはそう言うと、机に向かい合わせにいたわたしの隣にやって来て座り直しました。
ち、近いですっ!!
正座するわたしを囲うように体育座りで対面します。
「あっ、うっ…み、みつ、きさま?!」
「っぷ。里音、真っ赤だよ」
だって光騎さまの笑顔が近すぎてっ
わたしは軽くパニックでした。
「スコーンは俺が食べるね」
そう言って、なにもつけていないスコーンを食べやすくちぎり、一口分口に含める光騎さま。
「……??ジャムはいらないですか?」
プレーンで食べたいってことかな。
不思議そうな顔をするわたしに光騎さまは口角をあげます。
そして妖艶な笑みでこう言いました。
「ジャムは、里音の口からちょうだい」

