この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
王子と専属メイドの戯れ
第3章 昼休み
「今日はスコーンを用意しましたっ。ジャムは苺、林檎、マーマレードです」


わたしは光騎さまにジャムを選んでもらいます。
光騎さまはスコーンと紅茶が大好きなのです。




「そうだな…じゃ、苺」



「かしこまりました」


ジャムのビンを開けスプーンですくい付けようとすると、光騎さまはわたしの腕を掴んでそれを止めました。


「えっ?光騎さま?」



一瞬今朝のことを思い出しました。触れられてるのは腕なのに…意識してしまいます。



「今日は違う方法で食べたい」



光騎さまはそう言うと、机に向かい合わせにいたわたしの隣にやって来て座り直しました。



ち、近いですっ!!


正座するわたしを囲うように体育座りで対面します。





「あっ、うっ…み、みつ、きさま?!」



「っぷ。里音、真っ赤だよ」


だって光騎さまの笑顔が近すぎてっ



わたしは軽くパニックでした。



「スコーンは俺が食べるね」



そう言って、なにもつけていないスコーンを食べやすくちぎり、一口分口に含める光騎さま。


「……??ジャムはいらないですか?」



プレーンで食べたいってことかな。



不思議そうな顔をするわたしに光騎さまは口角をあげます。



そして妖艶な笑みでこう言いました。


「ジャムは、里音の口からちょうだい」
/92ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ