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あなたと×××
第8章 *あなたとウェディングベル*

一歩外に出れば、街も駅もクリスマス一色だけど、仕事には一切関係ない。
私はディナーを心の支えに、鳴海君と視線すら交わせない追い込みの忙しさに耐える。
やっと昼食の時間がとれたのは3時過ぎで、しかも30分くらいしか休めないと言われ、私がコンビニに買い出しに行くことになった。
会社からコンビニに向かう途中にある喫茶店のディスプレイにふと足を止めて見ると、営業に出たはずの鳴海君が窓際のテーブルで清楚な感じの美女と向かいあっていた。
そして彼から彼女に手渡されたのは、一目で有名宝飾店のものと分かる包みだ。
一瞬目の前が真っ暗になって、これも夢なんじゃないかと思ったけど今回は目覚める気配が全くない。
私はディナーを心の支えに、鳴海君と視線すら交わせない追い込みの忙しさに耐える。
やっと昼食の時間がとれたのは3時過ぎで、しかも30分くらいしか休めないと言われ、私がコンビニに買い出しに行くことになった。
会社からコンビニに向かう途中にある喫茶店のディスプレイにふと足を止めて見ると、営業に出たはずの鳴海君が窓際のテーブルで清楚な感じの美女と向かいあっていた。
そして彼から彼女に手渡されたのは、一目で有名宝飾店のものと分かる包みだ。
一瞬目の前が真っ暗になって、これも夢なんじゃないかと思ったけど今回は目覚める気配が全くない。

