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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
  

「狡いよ、アカ!! 僕も味見したいのにっ!!」

「僕もだよぅ!!」


「もぅ、なんで皆同じところに固まるんだよ。しーちゃんのあし、置き去りにしちゃってさ。ああっ、しーちゃんお漏らしちゃってる!! シーツが水たまり!! お洗濯しなきゃ!!」


 黄ナツがびっくりしたようにあたしを見る。

 居たたまれない。


 あたしはそのお漏らしの正体がわかる。じんじん熱い部分から、快感を覚えるたびにそこがきゅうきゅうして、なにかが流れる感触がしていたからだ。

 だから余計に、この特殊な"お漏らし"は、あまりに恥ずかしすぎて、真相を言い出せない。


 ああ――。

 こんな小さいナツ達の無邪気な遊戯のような奉仕に、感じてしまっているからなんて。


「今洗濯してどうするんだよ、キ。汚れてしまったところはきれいに拭き取らないと。ええと……ここだね、足の付け根……ん……」

 あたしの足の付け根に、白ナツが顔を近づけて凝視しているのを感じた。

 その視線に、秘部がじんじんと熱を持って疼き、またどろりと蜜が溢れた感触がして、あたしは身を捩った。


「ナツ、ナツ、見ないでっ!!」


 だが聞き入れられるはずもなく。

 女体に興味津々のナツは、真剣すぎた。


 真剣に、あたしの身体を弄ってくる――。


「凄いね、しーちゃんの足にお花が咲いてる!! でね、凄く蜜がたらたらなんだ。うわあ、こんなに糸引くほどの蜜……。なんのお花だろう。花びらが大きくてふるふる奮えてるけれど。ん、とれないね、この花びら」

「んん、ぅんっ、はぁぁっ、それ、はっ、それ、お花じゃ……っ」


 邪気のない卑猥な言葉と、悪意のない戯れ。

 それにいやらしさを感じてさらに身体を熱くさせるあたしは、なんてはしたないのだろう。
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