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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
「どこって言ってくれないと、触れないよ」
わかっていながら意地悪を言うナツ。
そしてナツは、あたしを抱き上げてテーブルの上に座らせた。
「で、どこ?」
「……っ」
あたしは、ナツの手を掴んで、秘部に触れさせた。
「ん? 下着を触って欲しいの?」
ぱちんぱちんと、足の付け根の際どいところの布を弾くナツ。
「違う、違うのっ!! あたしが欲しいのはその、奥――っ」
「可愛いしーちゃん。奥じゃわからないよ。しかもドレスの下だったら見えないし。だったら明るいところで見せて?」
そしてナツはあたしをテーブルの台に押し倒し、スカートの裾を拡げるようにして、あたしの両足を大きく開いた。
「や、ぁっ、恥ずかしい、恥ずかしいよ、ナツ!!」
「いつもしてたじゃないか。足の間を沢山見られて、沢山弄られて、沢山舐められて……っ」
ナツの口調は怒っているようにも聞こえる。
「もっともっとってせがんで。僕がいるのに。僕を求めないで、僕じゃない奴らばかりにせがんで」
そして剥ぎ取られる濡れた下着。
荒々しい行為に反して、ナツの顔は痛ましかった。
「ねぇ、昨夜はアカとなにをしてたの?」
ココア色の瞳に宿るのは、嫉妬という名の熱。
ああ、それはあたしいつも見てきたじゃないか。
――しーちゃん、えっちのお仕事、しよ……?
いつも除け者にされている彼がしていた眼差し。表情。