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【SS】目が覚めたら…?
第27章 【ファン感謝】白雪姫 ②小人(ナツ)
 


 最後だからと思うためか、僕はしーちゃんに溺れた。


 指や唇に吸い付く、しっとりとした熱を持つ肌。

 女の嫋やかさを見せつけて、喘ぐその姿すら美しい。


 枕元に散らばる黒髪が、上気した頬に絡むその扇情的な姿は、僕の想像以上官能的で刺激的だった。

 寝台に横たわり、もう何度も散らせた僕らの愛の結合液は、かつての僕が愛を込めて作ったシーツを淫らに濡らし、淫猥な深い皺を作り、その中でしーちゃんは、切なげに悩ましげに身体をくねらせる。


「んぅ……。いつまででも舐めたくなる……」


 果てたばかりのしーちゃんの胸を、上から覆い被さるように舌で愛撫を続ける僕は、屹立したままの己自身をしーちゃんの蜜壷に深く差し入れて、ゆっくりゆっくり、しーちゃんの身体に揺れる波に同調させるようにして、腰を回した。


 ああ、絡みついて、僕の芯を根こそぎ吸い尽くすような熱いヒダ。

 まるで生きているようだ。


 過ぎ去ったばかりの彼女の官能のうねりが、余韻を伝えてくるかのようにひくひくと小刻みに震えて蠕動し、濡れて蕩けて僕を溶かそうとする。

 僕もまた、彼女の白いお腹を穢して何度も果てたというのに、いまだその硬さは失われることなく、心と身体が欲するがまま、感嘆のため息しか出て来ない幸せな蜜壷に再び潜り込んでは、まだ堪能しきれないその絶妙な淫壁との擦れ合いに、気を失いそうになる。

「あぁ……あぁ……っ」

「んっ……、やめられない……っ、しーちゃん、あ……、ね、またキた?」


 僕のモノが感じ取った新たなる波。

 僕を急かすようにきゅうきゅうに締め付けて、おねだりのようなとろりとした目を向けてくる僕のしーちゃんは、妖艶で。

 じゅぽ、じゅぽと、淫猥な僕達の汁を響かせて、快感を押し込む僕に、しーちゃんは、また一段と女の表情を見せる。

 僕の身体を燃え立たせる、悪女のような熱視線で。
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