パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第28章 【ファン感謝】白雪姫　③王子(モモ)

　
「ふ、はぁ、はぁ……あああっ、サクラ、だけ……」

「嘘だ」

「嘘じゃない、サクラ……ひゃああああっ」


　あたしが声を上げたのは、サクラがあたしごと、芝生に寝っ転がったからだ。そして胸を愛撫していたその手で、あたしの両膝裏を掬うようにして、足を持ち上げると、放尿するような卑猥な格好にさせながら、より奥に膣に抜き差ししている指を激しく動かしてきたんだ。


　ずぽずぽずぽっっ。


「サクラ、サクラ……駄目ぇぇぇ。それ、それ……」


　気持ちいいんだ。

　子宮の奥底から、あたしの胎内が震えている。

　サクラの指の荒さがまた心地に良くて。


　だけどこの格好が恥ずかしい。


「サクラ、この格好嫌……っ、サクラ、恥ずかしい……」

「俺と溶けたいんですよね……」

「溶けてない、あたしだけ……っ、だから、ねぇこの……はああっ、んん、あああんっ、サクラ、駄目、違う格好で……サクラ、はぅぅぅっ」


　不意に……秘部から抜かれた手。しかし足を持ち上げる手はそのままで。

　サクラがこんな卑猥な格好での恥ずかしい手淫を諦めてくれたと思った時、チャックがあいた音がして。

　あたしのドレスのチャックは既に落ちているのにと思った瞬間、あたしの秘部に……灼熱の塊が宛がわれた。


「ふたりで……溶け合うのに、ひとりは駄目です」

　急いたような苦しそうな息遣い。


「挿れません。が……俺もこんなになってしまっているんです。あなたがあまりにも可愛くて……」


　びくびくとしたものが、秘部にこつんこつんとあたり……それだけであたしの膣はきゅうううと収縮してしまう。