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第10章 静かなる快楽

「蝶お母さんさん!、今日は楽しい１日ありがとうございました」

私は大切な亜沙美人形と由美人形を抱いて、お家へ帰ると飛び出し…

其処はまだ空の上

「助けて……？」

比呂美が気がつくと 比呂美のベッドで暖かく包まれている私に気がつき

「痛～い」

今日の出来事が脳裏に蘇ってきました。

「あっ、蝶お母さんさんはどこ?」、

人形はしっかり抱いて比呂美 は叫び、大粒の涙がとめどなく流れ、

ふといつもの小さな小さな窓を見ると…

優しく微笑みを浮かべた！真っ白な蝶が私も見守ってて居てくれました

蝶は、眠りから覚めた私を見て天高く舞い上がり、

「早く元気になって三人で遊びましょう～」

と言葉を残して、日が沈む西の空へ消えた。

小さな窓からは夕日と共に美しく光輝く虹が、

比呂美の脳裏のキャンパスに刻み込んだ忘れられない日だった…