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選ばれた悲劇
第13章 夢の中
愛しい真一様の快楽変態プレイの誕生日祝いと

素晴らしい三人の先輩達での二次会で

すっかり精魂疲れきって、

自分の部屋に戻った比呂美は・・・・


ベットに横たわる否や・・・・・・

吐息を出し、窓のカーテンから漏れるそよ風に

いつの間にか深い眠りについてしまった。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・



すっかり眠りに入りながら

幼かった比呂美の夢を見ていた。


‥‥‥‥‥‥‥‥・・・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!!



雪が溶け、窓から見える野山は緑色に染まり、小さな家の周りは菜の花で埋め尽くされ

窓から見える大きな木の枝の隙間から、柔らかい日差しが小さな窓を照らし……

少し開いている窓からそよそよと心地よい風が私の頬を舐めた。

私は夢の散歩道が終わり長い眠りから覚めた……。

「おはよう、ゆかりちゃん人形さん」と話し抱き上げてキスをする。

私の大好きなお人形は、何もしゃべらない!

いつもニコニコ笑顔を私に与えてくれる…とっても大切なお人形なの
「ね~、今日は何して遊びましょうね」

何も応えくれないゆかり人形に、私は少し苛立ちの気持ちが高まり

「ゆかりちゃんなんか嫌い~」と投げてしまいました。
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