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甘いだけの嘘ならいらない
第10章 泣き虫な君には甘いだけの嘘を


「理紗がさみしくて泣いちゃわないように、早めに帰ってくる。それは約束するよ」

「うん…」

「奏多とは、また別の日にね。3人で」

「うん、」

「それから…」


ベッドに寝そべる理紗に寄り添うと、唇をそっと理紗の唇に押しあてる。


「ん……」

「…理紗、愛してる」


こんな言葉だけで、心底嬉しそうに笑う理紗が、可愛らしくて、やっぱり好きだと思う。


こんな言葉だけで、どれだけ俺が理紗を想ってるかなんて伝えきれるはずがないのに、それでも俺はこの言葉を口に出す。


きっと何よりまっすぐで、解りやすくて、理紗に優しく届くと思うから。


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