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甘いだけの嘘ならいらない
第6章 騙されてあげる、それは君が好きだから
腰から足元に向けて服を脱がされていくと、英士くんはあたしの足を開かせて、下着の上から唇と舌を這わせた。
「ふぁ…っ」
舌で優しく押しあてられただけなのに、下着はひどく濡れていて、じんわりと秘処に貼りついてゆくのがわかる。
英士くんはくすくすと笑って、理紗、と囁くように名前を呼んだ。
「すごいね。どうしてこんなに濡れちゃったの?」
「っ、あ…」
「焦らされたのがそんなによかった?ここにも触れずに、このまま見といてあげようか。きっともっとぐちゃぐちゃに濡れるよね、理紗…」
「や、ぁ…っ」
「理紗。自分で下着、脱いでみて。それで、俺に見せて?」
英士くんは新しいおもちゃを見つけた子供みたいに無邪気に、あたしに要求する。
恥ずかしくて首を振ると、英士くんは仕方ないな、と呟いて困ったように眉を下げて、あたしの下着をゆっくりと脱がせてゆく。
はしたなく濡れた秘処と下着の間には透明な蜜が溢れていて、とろとろの糸をひいてる。
英士くんがあたしの太股に吸い付くと、痛みとともに、白い肌には紅く鬱血した痕が残されていた。