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翻弄の果てに
第8章 新天地 新しい生活
『淋しくなるねぇ…』

『元気でな。ちゃんとご両親の墓守りするんだぞ。』

『みなさん、いろいろお世話になりました。ありがとうございました。』

『たまには、顔見せてくれよ。』

『さようなら、お元気で…』


俺達は、約3年暮らしたこの村に別れを告げた。


俺は23、環は37になっていた。


『この道……、思い出すわ…』

『夜中中走った道だな。あんないい大家さんだとは思いもしないで、ただただ、俺達の住み処を目指した知らない道だったな……』

『素敵な人達ばかりだったわ。嘘をついていたのが心苦しい……』


『えっ?』

俺は一瞬、違和感を覚えた。

が、

まあ、健在の両親が死んだことになっていたことは嘘だからな。
そのことだろうと、違和感は薄れ、俺なりに納得していた。



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