この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
チョコっと!?ラブ
第2章 ついに当日、でも俺は
「京くん、ごめんね呼び出して。」
今、俺は九条さんと駅で落ち合っている。
「はい、これ。」
ためらいもなく、さっと差し出したのは水玉の袋であった。
透明のため、中身がブラウニーだとわかる。
「ありがとう。」
もらったときに指が少し触れた。
それだけで俺の心臓は爆発しそうだ。
「お返しは、パンケーキ食べに行くデートがいいなぁ。」
美味しいものは幸せ〜と呟く九条さん。
「…来週の日曜日」
「うん、あいてるよ?」
「10時に駅で」
美味しいもの、楽しみだねと笑顔を浮かべている九条さん。
いつも女の子は偉いと思う。
行事を利用してではあるが、好きだという気持ちを伝えている。
三輪さんなんかがそうだ。
はっきりと気持ちをぶつけにきた。
でも、俺は…
自分の想いを告げることはできなかった。
今、俺は九条さんと駅で落ち合っている。
「はい、これ。」
ためらいもなく、さっと差し出したのは水玉の袋であった。
透明のため、中身がブラウニーだとわかる。
「ありがとう。」
もらったときに指が少し触れた。
それだけで俺の心臓は爆発しそうだ。
「お返しは、パンケーキ食べに行くデートがいいなぁ。」
美味しいものは幸せ〜と呟く九条さん。
「…来週の日曜日」
「うん、あいてるよ?」
「10時に駅で」
美味しいもの、楽しみだねと笑顔を浮かべている九条さん。
いつも女の子は偉いと思う。
行事を利用してではあるが、好きだという気持ちを伝えている。
三輪さんなんかがそうだ。
はっきりと気持ちをぶつけにきた。
でも、俺は…
自分の想いを告げることはできなかった。