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性技のミカタ
第4章 鋼鉄の処女!! 美月 紗綾
「じゃあ、後は頼んだぞよ」
博士は手早く机の上の資料をかき集めると足早に部屋から出ていこうとする。
「紗綾君は、優秀な研究者で儂のかけがえの無い助手じゃ。が、男に厳しくてな。周りの連中には、"鋼鉄の処女"と呼ばれとる」
出掛けに正義の耳元に顔を寄せて博士が囁く。
「カチンとくる事もあるかもしれんが、上手い事、やってくれ」
博士は正義の肩をポンポンと叩いて部屋を出ていった。
紗綾と二人きりになり、気まずい空気が流れる。
「スキャンは済んでるのね」
壁に設置されたモニターに映し出されている正義の画像を見て紗綾が口を開いた。
「あぁ」
突然の言葉に正義は嗄れた声で何とか答える。
「あなた、何か着る物、持ってないの?」
紗綾は全裸で立ち尽くす正義に見下したように言葉をかける。
「無い。裸で逃げてきた」
嘘である。
服はあるが、このまま紗綾に命令されて着る気にはならなかった。
「あら、そうなの」
正義の嘘を特に気にも止めない紗綾の態度に正義のイライラが膨らむ。
「裸で走り回ってるって、ただの変質者じゃない。あなた、露出癖のある変態なの?」
紗綾は正義を一瞥し蔑む。
「さあ、身体のサイズを測るわよ」
紗綾はメジャーを手に、面倒臭そうに正義に近づいてくる。
博士は手早く机の上の資料をかき集めると足早に部屋から出ていこうとする。
「紗綾君は、優秀な研究者で儂のかけがえの無い助手じゃ。が、男に厳しくてな。周りの連中には、"鋼鉄の処女"と呼ばれとる」
出掛けに正義の耳元に顔を寄せて博士が囁く。
「カチンとくる事もあるかもしれんが、上手い事、やってくれ」
博士は正義の肩をポンポンと叩いて部屋を出ていった。
紗綾と二人きりになり、気まずい空気が流れる。
「スキャンは済んでるのね」
壁に設置されたモニターに映し出されている正義の画像を見て紗綾が口を開いた。
「あぁ」
突然の言葉に正義は嗄れた声で何とか答える。
「あなた、何か着る物、持ってないの?」
紗綾は全裸で立ち尽くす正義に見下したように言葉をかける。
「無い。裸で逃げてきた」
嘘である。
服はあるが、このまま紗綾に命令されて着る気にはならなかった。
「あら、そうなの」
正義の嘘を特に気にも止めない紗綾の態度に正義のイライラが膨らむ。
「裸で走り回ってるって、ただの変質者じゃない。あなた、露出癖のある変態なの?」
紗綾は正義を一瞥し蔑む。
「さあ、身体のサイズを測るわよ」
紗綾はメジャーを手に、面倒臭そうに正義に近づいてくる。