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幼馴染と発情期
第5章 10年愛
「とにかく!今日は慶ちゃんの家行きたいの!慶ちゃん行こう?」
「うん?じゃあ、おばさんまた!」
「また遊びに来てねー」
グイグイ押して慶ちゃんを外に出して慶ちゃんの家に向かう。
「どうかした?いつもなら俺が来たならうちまで行くの面倒って言うのに」
「今日は慶ちゃんの家行きたい気分だったの!」
慶ちゃんはいつものように手を繋いでくれる。
こうやっていつも私の我が儘に付き合ってくれて慶ちゃんは優しかった。
慶ちゃんの家に着いて慶ちゃんの部屋に行く。
「コートかけるから貸して」
「うん!ありが…」
そうだ…コートの下は…どうしよう。
「どうした?」
「どうもしない!」
私は後ろを向いてコートを脱いで慶ちゃんに渡した。
そして、慶ちゃんのベッドの上に座って布団の中に入る。
「寒いなぁ…今日はここから見ようかなぁ」
ここまで来て踏ん切りがつかないなんて…
「そんな寒い?今暖房入れるよ」
「暖房は大丈夫!布団の中にいれば大丈夫だから!」
慶ちゃんはDVDをセットすると私の隣りに座った。