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幼馴染と発情期
第5章 10年愛



そして休みの日の事。


「萌美、何か届いてるわよ?」

「あー!文化祭で使うコスプレグッズだ!ありがとう!」

私はお母さんが持っていたあの通販で買った下着が入っている箱を急いで取って部屋に持っていった。

よし…今日試してみよう。

部屋でコッソリその下着を着てみると…これ…慶ちゃんこれ見て引かないかな。

いや!でも、もしその気になった時にしか見ないし慶ちゃんの事だから気付かないかもしれない。

私はみんなに言われた通りに少しピッタリめのセーターを着た。

わぁ…乳首ガッツリ浮き出てる…

これってえっちしたいって言うよりも恥ずかしいかも…。まだキスもしてないのに!


ピンポーン♪


やっぱり止めておこうか悩んでいると家のチャイムが鳴った。

玄関でお母さんが出てる音がする。

「あら、慶君いらっしゃい!萌美ー!慶君よ」

!?

あれ!?私が慶ちゃんの家行く約束だったのに!

「は、はーい!ちょっと待って!」

急いでコートを着てバッグを持って部屋を出た。

「慶ちゃん!私が慶ちゃんの家行くんじゃなかったっけ!?」

慌ててる私を慶ちゃんとお母さんは不思議そうに見ていた。

「今日見ようって言ってたDVD借りて帰る途中に萌美の家の前通ったから寄ったんだけど…?」

「あら!そしたらうちで見たらいいじゃない」

「私の部屋の壊れてるから!早く慶ちゃんの家行こう!?」

「リビングで見たらいいじゃないの」

なんでこういう時に限ってお母さんが口出ししてくるんだろ…いつもはこれでうちで見る事になるんだけど、今日はお母さんもお父さんもいるうちは絶対駄目だ。

慶ちゃんの家は今日は両親とも旅行に行っていて今日はすごく都合が良かった。
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