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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん


入学式が始まって、私は体育館の2階から入場してきた1年生の中から駿君を探した。


何処にいるんだろ?


駿君なら速攻で見つけられる自信あったのに!


なかなか見付けられずにいると、新入生代表挨拶が始まっていた。


一刻も早く見付けて高校生の駿君を眺めたいのに…


「…ーー暖かな春の光に誘われて桜の蕾も膨らみ始めた今日の良き日…」


え?


あれ?


駿君が新入生の代表挨拶してる!?


なんで!?


そんな事一言も言ってなかったのに…。


確かうちの学校は入学前にクラス分けのテストがあってそれの成績がトップだった人が新入生代表挨拶をする事になっている。


それなのにどうして?


駿君は推薦取れなかったって言ってて、私が入試の為に勉強を教えてあげてなんとか合格して入学したはずなのに…あの後すごく勉強頑張ったのかな?


でも…新入生代表の挨拶をしてる駿君…堂々としててカッコ良い///


あんな小さかった駿君がこんな成長してくれて嬉しい…。




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