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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん


駿君は手を握ったまま離してくれない…。


他の話題にしなくちゃ…あんまりこの話長引くと絶対ボロ出ちゃう。


「ね…ワッ!」

突然握っていた手を引かれて駿君の顔が近くなる。

「…そんなに色んな男取っかえひっかえしてるならさ、キスも慣れてるでしょ?いつもどんな風にしてるのか教えてよ」

「キス!?え…あの…その…///」

キスなんてした事ないよ!

駿君と唇が近付く…。

何で駿君とこんな事になってるの!?

っていうか!駿君いつもの優しくて可愛い駿君じゃないんですけど!

唇が重なる直前で一度止まった。

「…初めてなら止めるけど?」

「は///…初めて…じゃにゃいです…///」

唇が重なってしまった。

わあぁ///…初めてなのに…駿君とキスしたくて嘘吐いちゃった…。

駿君は手をキュッと握って、もう片方の手を私の腰に回して引き寄せる。


チュッ…

一瞬唇が離れるのかと思ったら、また強く押し当てられて今度は舌が入って来た。

嘘…なんか…駿君こそキス慣れてる!?



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