この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん
駿君は手を握ったまま離してくれない…。
他の話題にしなくちゃ…あんまりこの話長引くと絶対ボロ出ちゃう。
「ね…ワッ!」
突然握っていた手を引かれて駿君の顔が近くなる。
「…そんなに色んな男取っかえひっかえしてるならさ、キスも慣れてるでしょ?いつもどんな風にしてるのか教えてよ」
「キス!?え…あの…その…///」
キスなんてした事ないよ!
駿君と唇が近付く…。
何で駿君とこんな事になってるの!?
っていうか!駿君いつもの優しくて可愛い駿君じゃないんですけど!
唇が重なる直前で一度止まった。
「…初めてなら止めるけど?」
「は///…初めて…じゃにゃいです…///」
唇が重なってしまった。
わあぁ///…初めてなのに…駿君とキスしたくて嘘吐いちゃった…。
駿君は手をキュッと握って、もう片方の手を私の腰に回して引き寄せる。
チュッ…
一瞬唇が離れるのかと思ったら、また強く押し当てられて今度は舌が入って来た。
嘘…なんか…駿君こそキス慣れてる!?