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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん



駿君とはあの日以来キスはしていない。


あのキスどういう意味だったんだろ?私の事好きでキス……したわけじゃないよね?


もうすぐ中間試験。


新入生代表挨拶してたくらいだけど、駿君中間試験大丈夫かな?

入試対策一緒にした時過去問全然解けなかったのを思い出すと心配になってしまう。

「駿君、中間試験大丈夫?」

「んー…どうだろう?」

曖昧な返事だった。

あんまり勉強してないのかな?

「じゃあ、去年の私の中間試験の問題貸してあげるから一緒に勉強しよ?教えてあげるから!」

「ありがとう、助かるよ」

私もそこまで勉強出来る方じゃないけど、昔から駿君のお世話をしていたせいもあってつい世話を焼きたくなってしまう。

うちのリビングで一緒に勉強をする。

「それでここに公式当てはめると解けちゃうの!わかった?」

「うん、あさちゃん相変わらず分かく教えてくれるよな…でも自分の方のテスト勉強もした方が良いんじゃない?」

「私は全然平気!もうね、授業中に全部理解してるから!」

本当は全然そんな事はない。

最近は駿君に教える為に1年生の中間試験の勉強ばかりしていた。

多分1年生の試験受けたら去年の成績よりも全然良いと思う。


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