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幼馴染と発情期
第7章 だってお姉さんだもん
そして中間試験の結果…。
ヤバい…1年生の中間試験の勉強ばかりしてて自分の試験の結果は赤点が3教科もある…。
期末試験の時本気で自分の方も頑張らないとマズイけど…駿君の事も心配だし…うー!どうしよう!
放課後家に帰ってから自分の部屋で悩んでいると部屋のドアがノックされた。
「ハイ!」
「俺だけど入って大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ!どうぞー」
駿君がうちに来たのにも全然気付かなかった…。
部屋に入ってくると中間試験の結果を見せてくれた。
「わぁ!すごい!」
なんと全部の教科ほぼ満点に近い点数だった。
「あさちゃんが教えてくれたおかげだよ」
「へへへ〜」
駿君にそう言われるとすごく嬉しかった。
良い気分になっているのも束の間…
いつの間にか駿君の手に私の中間試験の結果の紙があった。
「アレ!?ちょー!それ見なくて良いの!」
結果の紙を取ろうとするとヒョイと避けられてしまう。
「麻子、自分の勉強時間割いて俺の勉強見てくれた?」
「うー…そんな事ないよ!試験の時ちょうどシャーペンの芯なくなって書けなかっただけだもん!」
「…中間で赤点だった教科課題出るんだよな?課題どういうのか見せて?」
赤点取るとどんな課題が出されるのか見本で見せる事になるなんて…。