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幼馴染と発情期
第9章 罰ゲーム
それはいつもと同じ様に部活が終わった後の事。
「智也(トモヤ)!今日こそ負けないんだから!」
「はぁ?今日もやんの?」
「当たり前でしょ!あ、そろそろ私が勝てそうだから勝負するの嫌なんでしょ?女子に負けたなんてカッコ悪いもんねー?」
「何言ってんだよ?負けるわけねぇだろ!やってやるよ、今日は負けたら夕飯奢ってもらうからな?」
「えっ!何でお夕飯賭けるの!?ズルイよ!」
「そろそろ何もないのにわざわざ残ってゲームすんの飽きたし。ほら、やるぞ」
私と智也は共にバスケ部で、私は女子バスケ部のキャプテン。智也は男子バスケ部のキャプテン。
智也とはから幼稚園からの腐れ縁で、所謂幼馴染だ。
昔から何かにつけ競い合ってきた。
中学の時は智也に勝てるものは何個かあったけど、高校に入ってからは何をやっても勝てなくて…。
それに最近やけにモテ始めたし、調子に乗ってる今。
何でも良いから智也に勝って調子に乗ってる智也を悔しがらせてやりたい!