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幼馴染と発情期
第13章 あなたのペット
私の家の向かいには3歳年上の男の子が住んでいた。
お互い一人っ子だったけど、よくその男の子が私と遊んでくれて小さい頃は本当のお兄ちゃんだと思い込んでいたくらいよく遊んだ。
私が小学校の低学年の時に、海外に引っ越してしまっていなくなっちゃって…私もその後親の転勤で引っ越してしまったので、もうきっと会うことのない人だ。
「絵実(エミ)…拾えよ」
「うん!真(シン)君、どうぞぉ…あ!」
「犬ごっこしてんだろ?お前犬なんだから犬らしく口で拾えよ。ホラ…」
「ゴメンなさいっ…ワンワン!」
私がもう一度投げられたおもちゃを口で拾うと、真君は私の首に繋がれてる首輪の鎖を引っ張った。