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幼馴染と発情期
第13章 あなたのペット
「…ね、もうすぐ次期社長候補到着する時間じゃない?」
「もうお昼かぁ…次期社長候補ってイメージなんだけどダンディーなおじさまっぽいよねぇ」
「はい?あんた掃除しに行ったくせに何も知らないの?」
「何?日本人って事は知ってるよ?」
「今日来るんだから、調べておきなさいよ…会社のホームページ見ればすぐ出てくるんだから。全然ダンディーなおじさまじゃないからね?28歳独身。海外有名大学飛び級で卒業。イケメンエリートだよ?」
「28歳!?わっか!私と3歳しか変わらないじゃん…そんな若いのに次期社長候補って…しかも、頭良くてイケメンエリートなんて悪い男臭プンプン!どんなにイケメンでも私は飛びつけません」
「えー、でも一回くらい遊ばれてみたくない?」
「みたくない。もう人生の時間の無駄遣いはしたくありせん」
「よっぽど昨日の事堪えてるね…」
この時間はほとんど人が通らないので誰も来ていないのを確認しながら結構話せる。
「あ、来たんじゃない?」
海外事業部の部長がヘコヘコしながら背の高い男の人の横を歩いて会社に入って来た。
私達は急いで立ち上がってお辞儀をする。