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幼馴染と発情期
第13章 あなたのペット
「あぁ。座ってていいよ。俺堅っ苦しいの嫌いだから………ん?」
顔を上げるとその人は突然私の顔を覗き込んできた。
「瀬川部長、どうかなさいましたか?」
やばい…本当にイケメンだった…
あれ…?何処かで見た事ある?
瀬川さんは私の名札を掴んだ。
「はっ…マジかよ。こんな偶然あるんだ?」
「な、何か…?」
「忘れたとは言わせねぇよ?絵実」
突然顎をグイッと掴まれる…あ…
「し、真君?うそでしょ…?」
「君!なんだその口の聞き方は!瀬川部長に失礼だろ!瀬川部長大変失礼致しました!」
「あっ!も、申し訳ございません!」
そうだ…いくら真君でも次期社長候補…っていうか部長?この元部長は部長を真君に取られて何になったんだろう?すごくヘコヘコしてるけど…
「こいつはいいんだよ。絵実、また後でな?…行くぞおっさん」
「ハイ!」
相変わらず偉そう…アレで本当に次期社長候補なの!?
「絵実っ!瀬川さんと知り合いなの!?っていうか、超イケメンなんだけどぉ///」
「小さい頃向かいの家に住んでた人…」
「うっそ!運命じゃない!?キャー!」
こんな事あるんだ…また後でなんて言ってたけど、次期社長候補の真君がいくら昔から知ってるって言っても構うわけないじゃん。