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幼馴染と発情期
第13章 あなたのペット
「真君…ごめんね…こんな物しか出せなくて」
「何で謝るんだ?美味いよ」
また優しい真君だ。
そう言ってくれて嬉しくて真君に抱き着きたかった。
私…やっぱり真君の事好きになっちゃってるんだよね。
私なんかじゃ届かない存在だってわかってるけどさ…
「いつ引っ越す?」
「引越し?この前更新したばっかりだよ?」
「更新とか関係ねぇよ。明日部屋見に行くぞ。家はもう少し後な?まだ向こうにしばらく行くこともあるから」
「ちょっと待って!何の話?誰のお部屋見るの?」
「ふざけんなよ。俺達の住む部屋に決まってんだろ」
「あ、真君ホテルだから部屋探さないといけないんだもんね!…俺達?」
「あと、お前の両親に挨拶しに行くから親の都合聞いておけ」
「え?どうして挨拶?」
「結婚するからに決まってんだろ」
「結婚!?なんでそうなったの!?」
「逃がさねぇって言っただろ?一生飼ってやるよ」
一生飼ってやる=一生世話してやる
もしかして昨日真君プロポーズしてくれてたの!?
私は色んな想いが溢れて来て涙が止まらなくなってしまった。
「何急に泣いてんだよ!?」
「らってぇ…ふグッ…また真君急にいなくなっちゃうのかと思ってたから…ふウゥッ」
すると、グイッと抱き寄せられる。
「もう勝手にいなくなんねぇよ…。ずっと手放した事後悔してた…どこ行く時も絶対連れて行く」
「真君…私の身体…きっと真君の事ずっと待ってたんだと思うんだぁ…ヒック…真君にしか感じないもん…」
今夜も…これからもずっと愛情たっぷりの真君にいっぱい可愛がってもらいます!
真君との偶然の再会は運命だったのかもしれない。
*END*