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幼馴染と発情期
第16章 俺とお姫様



お父さんと約束した次の日から俺は決闘ごっこを嫌がる子を相手に無理矢理決闘するのは止めた。


「オレに決闘挑む強い者はいないかー!?」


クラスでそう叫ぶけど誰も来ない。


「みなさん!席に着いてー」

「ちぇッ…みんな弱虫ばっかでつまんない」


俺は席に着いた。
先生と一緒に男の子が入ってきてみんな注目していた。


「今日から一緒にお勉強する事になったフィリップ君です!みんな仲良くするように」


何となく強そうだなぁ…顔つきが同じ歳の子達と全然違う。


フィリップは俺の隣の席に着いた。


「オレ、ジャン!お休み時間になったら決闘ごっこやろう?オレ強いんだぁ」

「…うん!いいよ!でもね、僕も強いからね!」


すごく都合が良い。
大好きな決闘ごっこが出来る。


そして、休み時間。


決闘ごっこが始まった。


すると、フィリップは本当に強かった。


結果は二人同時に攻撃をしようとして二人で転んで引き分け。


「ジャン、強かったなぁ…」

「フィリップだって今まで決闘ごっこで対戦した中で一番強かったよ!俺興奮しちゃった!」


それから俺達が仲良くなるのに時間はかからなかった。


学校が終わってからも遊び、そうするとフィリップの妹のサラも付いて来て、サラを姫役にしてどちらかが悪人役で悪人から姫を救うなどの遊びなどをしてよく遊んだ。
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