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幼馴染と発情期
第16章 俺とお姫様


そんなある日の事。


学校で今日最後の授業を受けていると突然教室に校長が走って来た。


そして、教室に入って来た校長は、何故かフィリップの席へ真っ直ぐ向かってフィリップに耳打ちをした。


なんだ?


「…なんだって?今すぐ戻ります」


フィリップは普段は見せないような真剣な顔付きになり、教室を出て行こうとした。


「フィリップ!どうしたんだよ!?」

「ジャン…学校終わったらサラを連れてあの場所に行ってくれ」

「は!?なんで!?」

「必ずだ。頼んだぞ」


フィリップはそう言い残して、行ってしまった。


全然意味がわからない。


子供の頃からずっと仲良く過ごしてると思っていたが、俺…フィリップがどこに住んでるとか親は何してるとか、フィリップについて知らない事は多かった。


とりあえず今日の事は後で話聞くか…。


授業が終わり、俺はフィリップの言いつけ通りサラのいる教室にサラを迎えに行った。


「あージャンだ!どうしたのー?」


サラは嬉しそうな顔をしていた。

と、思いたい。

いつからか覚えてないが…サラの事を女として意識してしまい、いつの間にか好きになっていた。

誰にも言ってないけどな。


「いや、よくわからねーけど…フィリップがサラとあの場所に行けって」

「あ…なんだ…。お兄ちゃんに言われたからかぁ…」

「何だよ?ホラ、行くぞ」


俺達があの場所と呼んでいる場所へ向かった。


あの場所というのは俺達が、昔森に作った秘密基地の事だ。


今は行くことは少なくなったが、昔は毎日のように行っていた。
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