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幼馴染と発情期
第16章 俺とお姫様
それから2ヶ月後。
俺達は城で豪勢な結婚式を行い、晴れて夫婦となった。
「ジャン♪思ったより早く一緒になれてよかったねー!二人だけのお家も出来たし」
「あぁ…そうだな」
二人だけの家…っていっても城の敷地内。しかも城のすぐ隣だ。マイホームを作ろうとした時、フィリップに相談した所いつの間にか家が出来ていた。
何を考えているのだろうか。
式が終わり、二人で新居へ帰るとなんとフィリップとメイドのクロエが二人でソファでくつろいでいた。
「おい!何で俺達より先に新居を堪能してんだよ!?」
「クロエが大丈夫だっていうからさぁ…あ、実は俺達、結構前から恋仲なんだけど城でいちゃつくとバレルから使わせてもらってる」
「何を勝手に!それにそれいちゃついてんのか!?」
するとクロエがツカツカとやってきた。
「あのさ…夜のサラ姫の部屋の警備の仕事…ちゃんとやってた?」
「…は?」
「………やってたならいいんだけどねぇ?」
なんか…逆らうと恐い気がする。
「私、お兄ちゃんとクロエがたくさん遊びに来てもいいよー?その方が絶対楽しいし!」
サラが楽しいなら…それでいいか。。。
これから俺達は幸せに暮らせると思う。
何があっても俺がサラを守ってやる。
これだけは絶対だ。
*END*