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第18章 オフライン

「な………何でキスするの！？」

「は？奈々美が俺の事好きだからに決まってんじゃん」

「そんな事言ってな……アレ？ハッ！私、言ってるじゃん！いや！海斗、チャットの時憎まれ口叩かなかったし…あー！もう！海斗は！？海斗はどうなのよ？」

「俺は、ななビッチと違うから、相手がどんな奴かわからないような好きでもない奴にキスなんかしねぇし」

「…それって…私の事…好きなの？……ふｯ…ﾝ…」

またキスされたぁ…

でも…海斗が私の事好きだったなんて知らなかったなぁ。

海斗は角度を変えて、唇を押し当てる。

「……口少し開けろよ。ななビッチのくせにディープキスしようとしてんのわからないのか？」

「そ、そんなの知らないよ…ビッチビッチ言わないでよ！ビッチじゃないし！」

「うっせ…変な男に処女やりやがって…」

海斗はそう言って口を尖らせた。

「……もしかして海斗って結構前から私の事…？」

「…だったら何なんだよ？」

どうしよう…海斗の気持ちわかったら急に海斗が可愛く見えてきた！

私は嬉しくて海斗の頬にキスをした。

「…へへ///」

「キスすんなら唇にしろ」

海斗はそう言うとまた唇を重ねた。