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幼馴染と発情期
第19章 続☆あなたのペット
ふう…後はデザートも用意して…。
ガチャガチャ…バンッ!
「おい!絵実!何で先帰るんだよ!?」
真君が怒りながら部屋に入ってきた。
「だって今日こそは…真君にちゃんとしたお夕飯作ってあげたかったんだもん…」
私と真君は一緒にマンションを借りて、同棲をしていた。
引っ越してから色々バタバタしていて、真君が外食にばかり連れて行ってくれるので、真君になかなかちゃんと料理を作ってあげられていなかった。
いつも作るって言うと、簡単なので良いって言われちゃうし…もしかして手作り料理あんまり好きじゃないのかな?
「…何作ってんだ?」
「あ…真君小さい頃グラタン好きだったからチーズグラタンとスープとあと他にもオカズになる物作ったんだけど…」
スープの入ったお鍋の火を止めると、真君は後ろから抱き締めて来る。
「嬉しいけど、絵実も働いてんだから無理すんなよ?」
「え…うん///」
やっぱり真君優しいなぁ…。
「…ところで何で裸エプロンじゃないんだ?」
「え…?」
しまった…。
真君は、すごく優しい後の反動がすごいんだった。
もうそれは、飴と鞭のよう…
でも、私は真君のそういう所も好きなんだけどね。
「し、真君…今からデザートも作るから、それはまた今度に…」
「ご主人様を待てなかったペットがそんな事言って良いのか?」
「それはっ……ごめんなさい…」
やっぱり真君に逆らえない…。