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幼馴染と発情期
第21章 マッサージ部2
「俊哉ぁ…肩凝ったぁ!俊哉のマッサージ!」
私はいつものように幼馴染みの俊哉の部屋にそう言いながら飛び込んだ。
「またかよ…最近頻度多くね?いい加減金取るぞ」
「だってスマホのパズルゲーム楽しいんだから仕方ないでしょ?」
「やり過ぎ」
私は俊哉のベッドに横になった。
「お願いします!」
「…仕方ねぇな」
俊哉はマッサージがすごく上手だった。
頼めばイヤイヤだけどやってくれる。
今日もその為に俊哉の部屋にやってきた。
「あッ…そこぉ…気持ち良いよぉ…ゃぁんッ」
「おい。エロい声出すなよ…親に聞かれたら勘違いされるだろ」
「だって…俊哉のマッサージ気持ち良いんだもん…」
…俊哉とだったら勘違いされるような事…実際にしてもいいのに。
やっぱり俊哉は私の事何とも思ってないよね。
「ねぇ、俊哉?」
「あ?」
「今日1年生の子に告白されてたでしょ?何て答えたの?」
私が今日俊哉の所にきた一番の本当の目的はこれを聞きたかったからだ。
「何で知ってんだよ…普通に断ったけど?あんまり知らない奴だったし」
「本当!?そうなんだぁ〜」
「なんだよ?心配だったんだ?まぁ…梨花(リカ)ちゃんは俺の事大好きだからなぁ?」
俊哉がふざけてそう言うと、私はつい焦って言い返した。