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幼馴染と発情期
第21章 マッサージ部2
提出したその日のうちに、私の机の中に詳しい時間と場所の書いた手紙が来る。
誰かが一緒に行くと施術は無効になってしまうらしい。
せっかく招待してもらえたんだから、ちゃんとマッサージ部の秘密は守らないと。
きっと、招待される人はみんなそんな気持ちで今までマッサージ部の秘密は守られて来たのかもしれない。
そして、私は放課後時間になると指定の場所へと向かった。
旧校舎の使われていない教室に椅子が置かれていて、私はそこに座って待った。
旧校舎…人の出入りがほとんどないから少し怖いんだけど…。
しばらくすると、教室の扉が開いた。
そして、男の人が入ってきた。
「梨花様…本日、案内係をさせて頂きます。ゴウと申します」
「は、はい!よ、宜しくお願いします!」
すごい…イケメン…こんなカッコイイ人うちの学校にいたんだ!
私は驚いて席を立っていた。
ゴウさんはにこっと爽やかな笑顔を見せる。
「秘密厳守ですので、施術室まではアイマスクをさせて頂きます。どうぞ一度お座りくださいませ」
「…はい」
噂ではマッサージ部はイケメン揃いなんて噂もあるけど、こんなイケメン用意してるなんて…マッサージ部…恐るべし…
俊哉もイケメンの方だけどさ…