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幼馴染と発情期
第21章 マッサージ部2


私は安心してバスローブを着て更衣室を出た。


更衣室のカーテンを開けると、そこにいたのは…


なんと、俊哉!?


「えええぇ!?ちょっ!何で!?」

「施術担当の俊哉です、最後まで宜しくお願い致します」


俊哉は棒読みでそう言った。

どうして…俊哉…マッサージ部員だったの…?

聞きたいこといっぱいあるのに聞けない…

「こちらへどうぞ」

俊哉は手を差し出して来て、そこに手を置くとゴウさんと同じようにエスコートしてくれた。

「バスローブお預かり致します」

「うあ…脱ぐの?」


よりによって俊哉の前でこんな恥ずかしい格好だなんて…

私は腕で身体を隠しながら、俊哉にバスローブを渡した。

「うつ伏せでこちらにどうぞ」

棒読みな口調で、全然目を合わせてくれようとしない…。

私が来るの知ってたのか…私が避けてたからわざと呼んだのかわからないけど、一番近い存在だったのにすごく遠くに感じる…。

「脚から暖かいオイルでマッサージしていきます。触られて不快なところがあれば遠慮なくおっしゃってください」

「……うん」

脚に暖かいオイルが垂らされる。


あ…良い匂い…。


オイル塗られるだけでも気持ち良いかも…
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