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幼馴染と発情期
第22章 ひまりの恋人
次の日。
雅樹君が迎えに来てくれて一緒に絢斗のお家を訪ねた。
絢斗君のお家は今日は誰もいなくて、絢斗君のお部屋に三人で集まった。
いつもは三人でこうして集まるのがすごく楽しいはずなのに、今日は空気がすごく重い。
そして、最初に口を開いたのは絢斗君だった。
「ひまり、昨日は怒ってる所見せちゃってごめんね」
「あの…大丈夫です…」
「ひまり。もしさ…俺が雅樹と同じ立場だったら俺と付き合ってくれた?」
「へ……」
「おい!絢斗!何言ってんだよ!」
「俺だって小さい頃からずっとひまりの事好きだったよ…ひまりは俺の事嫌い?」
「嫌いじゃないです!私も…小さい頃から絢斗君の事大好きです…雅樹君も絢斗君も二人とも小さい頃から大好きでした…でも…雅樹君とキスした時すごくドキドキして……えっと…」
「じゃあ、俺ともキスしてみてドキドキしたら俺とも付き合おう」
「絢斗!そんなの良い訳ないだろっ…オイ!」
「ふわっ…ンッ」
絢斗君に引き寄せられると、すぐに絢斗君にキスをされてしまった。