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幼馴染と発情期
第23章 イケナイ関係
それから3年の時が流れた。
私と篤真は高校2年生になっていて同じ高校に通っていた。
そして、あの私が好きだという設定にしている先輩も同じ学校だ。
高校に入ってからも篤真と先輩はサッカー部だけど、そこまで部活に気合いの入った学校ではないので先輩達は8月の大会で引退する事になっていた。
中学の頃篤真はすごくサッカーを頑張っていたのでサッカー部の強い学校に行くのかと思っていたけど、どういうわけか同じ高校だった。
せっかく同じ高校に入ったので高校からは私はサッカー部のマネージャーをしていた。
「彩絵ー!放課後追試になっちゃった…」
「あー!今回のテスト難しかったもんね、私もギリギリだったぁ…」
「あんな難しくしなくてもいいじゃんね!準備1人でさせちゃってごめんね」
「ううん、全然平気だよ!追試頑張って!」
そんなわけで今日は一人で部活の準備をする事になった。
ピッチャーの準備と乾いたタオルと、この時期は暑いので冷えたタオルの準備を部室でしていた。