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幼馴染と発情期
第23章 イケナイ関係
上にパーカーを羽織って私達は海へ向かった。
「うわぁ…さすが夏休み…人スゴイね……」
「みんな何処にいるんだろ?」
「ちょっと待って、彼に電話する」
彼氏に連絡をしてもらってる間一応人混みの中みんなを探した。
「ねーねー2人で来てんの?」
!?
なんか……2人組の男の人に話し掛けられてる!?
コレがナンパ!?
こんなの初めてで私はどう答えていいかわからなかった。
「2人じゃないです!今連れと連絡取ってるので!」
電話中なのに助けてもらっちゃった…
しかし、ナンパの人達にはそんな事は全く御構い無しのようだ。
「んじゃあさぁ、ここで会ったのも何かの縁だし連絡先教えてよ〜」
「ふえ…あの…えっと…」
「困った顔も可愛いねぇ、俺たちお友達になりたいだけだから大丈夫だよ?」
「んじゃあ、俺と連絡先交換しよ〜?」
突然男の人達の後ろから声がした。
すると、先輩が立っていてその人達の肩に腕を回した。
「は!?なんだよお前!」
「邪魔すんなよ!お前となんか交換しねぇよ!」
「えー?なんで?お友達求めてるんなら男でもいいじゃん、俺その子達の連れだし代表してお友達になってあげるよ」
「チッ….」
その人達は山崎先輩の腕を振り払って行ってしまった。