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幼馴染と発情期
第24章 出戻り
夕飯の買い物をしながら梨乃の家に向かった。
夕飯を作ってもらって食べるけど…梨乃は何となく答えを言うのに緊張しているように見えた。
夕飯を食べ終えて、俺と梨乃は何となく改まって正座をして向かい合わせに座った。
「ふぅ〜…やっぱり緊張するよー…」
俺は梨乃の手を握った。
「大丈夫。…梨乃の気持ちをちゃんと聞きたい」
「…うん…言うね……健ちゃん…私、健ちゃんの事好き!……本当は小さい頃からずっと好きだったんだ…」
「え!?マジ!?えーっと…って事は…?」
少し予想外の答えに少し思考が停止してしまった。
俺の事が好きって事は…不倫か、今の旦那と別れて俺と?
「…って事は?って…えっと…もし、健ちゃんも私と同じ気持ちだったら健ちゃんの側にいさせてください!」
後者か…
「わかった…俺も同じ気持ちだから。俺も昔から梨乃の事好きで…高校卒業の前に告白すれば良かったってめちゃくちゃ後悔してたんだ……それなら、俺は梨乃の事支えるから」
すると、梨乃は俺に抱き着いた。
「健ちゃん…嬉しい……」
「梨乃っ!」
俺は気持ちが高ぶって抱き着いてきた梨乃を抱き締めて、押し倒していた。
ガチャッ…ガチャガチャ…
「ただいまー、梨乃ー夕飯出来てる?……て」
……最悪だ…。