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幼馴染と発情期
第3章 新婚さんごっこ
なんか心地良い…
「…麻由?気が付いた?」
「………ほえ?」
「ごめんな?無理させちゃったな。ほら、これ飲んで」
「…ん」
ストローを口元に差し出されてそれを飲んだ。
スポーツ飲料だ…冷たくておいしい…
落ち着くと今の状況に気が付いた。
陸君の部屋…陸君のベッドの上…裸のまま…
「ひゃあぁッ…見ないでぇ!」
「ごめん、緊急事態だったから…じゃあ、こうしよう」
陸君はベッドに乗ってきて布団に一緒に入る。
って陸君も裸!?
陸君は私をぎゅっと抱き締めた。
「…麻由。愛してるよ」
「ふあッ…もぉ…新婚さんごっこたからってそんな事言わなくていいのぉ…」
「…俺、マジだけど?」
「信じないもん…」
「もし、マジで俺が麻由の事好きだって信じられたら俺と付き合ってくれるか?」
「ふえ?…そ、それはぁ…」
陸君と付き合う…なんて考えた事なかった。
でも…さっきのエプロンも今だって…そもそもこの新婚さんごっこだって陸君じゃなかったらしてなかったかも…
「…えっとぉ」
「ごめん。変な事聞いたよな…もう寝よう」
陸君は私の腰に腕を回した。
なんなのぉ…
陸君は私の事本気で好きなのかな??
ううん…違う!陸君が好きなのは胸だし…それに陸君の事本気にしちゃったら傷付くだけだもん。
陸君に抱きしめられたまま眠ってしまった。