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白い飛沫(しぶき)
第12章 性の不一致
すごい上手だ。
これが…これが熟女のフェラチオ。

たまらずに文江さんの頭を抱き、
股間を文江さんの顔に押し付けた。


勃起させなければいいという、
僕の企みも、ものの見事に吹っ飛んだ。

彼女の口の中で愚息は逞しく脈打っていた。


「うふ、元気ね」 

彼女はこれ以上ないという喜びの表情をした。

文江さんの体を見れば萎えるかもしれない。
そう思って、彼女のボディを見下ろす。
ふくよかな体のライン…
大きなヒップをくねらせている。
大きな桃…そんなヒップがすごくいやらしい。
不思議とその丸い体がすごくセクシーに見えた。


どうしちゃったんだ、僕は…?
どちらかといえばモデル体型のボン、キュ、ボンが好きなはずなのに…
太目の女性に興味などなかったはずなのに。


「ねえ、このまま咥えていたいの。
お願いだからシャワーをこの体にかけて…」

文江さんの希望通り、シャワーをかけてあげる。
体が水に濡れて、さらにいやらしさがアップした。

「洗ってくれたら、嬉しいんだけどな」

僕は、まるで催眠術にかかったかのように、
彼女を立ち上がらせ、
手で石鹸のシャボンをつくり、
文江さんの体を洗い始めた。

初めて触る熟女の体。
手に吸い付くように柔らかい。
大きくて、垂れた乳房。
これまた柔らかい。まるでマシュマロのようだ。

乳房だけでなく、
体全体がマシュマロのようだった。

この体に乗っかかったら気持ちいいだろうな。

そんなことを考えると、
たまらなく文江さんとSEXしたくなった。


寝室に連れ込まれると、
一組の布団が敷いてあった。

和室の部屋に布団…
なんだかすごくエロチックだ。

冷房がよく効いていて、
これなら激しく愛し合っても
汗まみれになることはないと思った。


『あれっ?僕…文江さんを抱きたいと思っている?そんな、そんなバカな』

否定しようと思えば思うほど、
僕の淫気は高まり、
早く彼女の中へ突っ込みたい衝動にかられた。
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