この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白い飛沫(しぶき)
第10章 順也と理恵…それぞれの道
青い海。白い雲。
そして抜けるような高い空。

近県の海だから海の透明度はそんなによくないけど、
それがかえって香織の白いビキニを際立たせた。

僕は思い切ってブーメランビキニ・・・
とはいかなかった。
だってモッコリに自信がないもん(泣)

ブカブカのバミューダーに貧弱な体・・・
ちょっと情けない。でも心はハッピー。

香織と初めての旅。
今夜はムフフ・・・


二人で胸まで海水に浸かり、真夏の海を満喫した。

「ねえ、水の中って浮力があるんだよね」

「うん」

「じゃあ、お姫様抱っこして」
香織が腕を僕の首に絡ませる。

「じゃあ、足をあげて」
僕は右手を香織の背にまわし、
左手を両膝の下に潜らせた。

「順也・・・大好き・・・」

僕たちは波に体を預けながらキスした。
海水で、とてもしょっぱい味がした。

水の浮力で右手一本で
香織の体を支えることができたので、
左手を自由にし、香織のヒップを撫でた。


「いやん。もう、順也のエッチ!」

「えへへ、香織のお尻、かわいい~」

「ねえ、私のこと、好き?」

「好きだよ」

「私も・・・」

夏のギラギラした太陽が2人を祝福していた。


ホテルにチェックインして部屋に入ると、
そこはオーシャンビューで
バルコニーから海に沈む夕日が
きれいに見えていた。

「うわぁ~、きれい。
ありがとう素敵なホテルよ」

香織の笑顔を見ているだけで、
もう幸せ一杯な気分になった。
よかった、奮発して。

でも予算オーバーだったので、
里中先輩に少し(いや、かなり)お金を借りてしまったから、
明後日からまたバイト生活しなくっちゃ。

「ほんとにホテル代、折半しなくてもいいの?」

「ああ、この日のために
バイトがんばったんだから・・・
この二日間は思いっきり僕に甘えていいんだよ」

少しキザっぽく言ってみた。
/143ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ