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白い飛沫(しぶき)
第2章  射精
「あれっ?その顔。まるで、なあ~んも知らないんだな。」
まただ。また人をガキ扱いしやがる。
でも知らないもんは知らない。悔しいが図星だ。

「いいか、ちゃあんと教えてやるからな。よく聞けよ。」

「別に知りたくもないよ。」
鼻水みたいな奴の正体が病気でなく、精通ってやつで、精子とやらががでてきたってのが判っただけで充分だ。

「ダメだ!大事な事なんだ。しっかり聞け!」

直樹の奴、目が真剣だ。

「わかったよ。じゃあ、手短に頼むよ。」

「コホン。」ひとつ咳をして直樹が話し始めた。



話を聞き終えた僕は、ちょっと吐き気を催した。

勃起したチンチンを、女子のワレメに入れ(ワレメの中に穴があるらしい。)、

精子が含まれている精液(あの、鼻水みたいな奴だ)を流し込む(射精って言うらしい。)と女子の腹の中の卵子とくっついて、赤ちゃんになるらしい。

「なんか、理科の雄しべと雌しべみたいだな」っと、僕が言うと、

「そう。それそれっ」って直樹が笑った。

「なんか、気持ち悪いな」って言うと、
「バァカ、すんごく気持ちいいらしいぞ」って直樹の奴、夜空を見上げて呟いた。

えっ?『らしいぞ』って?、じゃあ、直樹もまだ経験してないんだ。

よし、絶対、直樹より先に、
SEXとやらをしてやるからな。

初夏の夜空に僕は、熱い誓いを立てた。
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